「俺だって仕事で忙しいのに、なぜそんなに文句ばかり言われなきゃいけないのか…」
共働き家庭において、夫婦間の家事・育児のバランスは、最も摩擦が生まれやすいテーマのひとつです。
とくに妻が時短勤務で、家のことを多く担っている場合、「自分ばかり頑張っている」という不満を抱きやすく、それが強い言葉や批判になって現れることがあります。
この記事では、「文句ばかり言う妻」に悩む夫の立場から、どう対応すればいいのか、具体例を交えて解説します。

Contents
■ なぜ妻は文句を言うのか?その裏にある“本当の感情”
文句ばかりに聞こえる発言の裏には、たいてい**「認めてほしい」「理解してほしい」**という気持ちが隠れています。
たとえばこんなセリフ、心当たりはありませんか?
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「私ばっかり家事してるんだけど?」
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「あんたは家のこと何もしてない」
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「子どものこと、もっとちゃんと見てよ」
こうした言葉は、**負担そのものよりも“孤独感”や“報われなさ”**からくることが多いのです。
■ 夫の本音:「俺だって限界まで働いてる」
一方で夫も、「自分のことだけが責められている」と感じて苦しくなるものです。
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仕事は毎日残業。帰宅は22時以降。朝ごはんは自分が準備。
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土日は家事全般・育児は自分主導でしている。
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家計は自分が管理(家計簿作成)。妻は月の支出把握してない。
それでも、「もっとやって」と言われてしまう…。
このギャップこそが、夫婦のすれ違いを生む原因です。
■ 私自身が抱いていた思いと、その中にあった気づき
正直に言うと、私自身、妻に対してこういった感情を抱いてしまうことがあります。
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周囲の意見を聞こうとしない
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自分の思い通りにしようとする
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感情のままに発言する
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被害者意識が強い
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相手のことを考えない
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相手のマイナス面ばかりを見ている
毎日帰りも遅く、できる限り家事や育児にも参加しているつもりです。
それでも責められるような言葉を受けるたびに、「これ以上どうしろというんだ」と心が折れそうになる瞬間もありました。
でも、あるときふと立ち止まって考えてみたんです。
「もしかすると、自分の受け取り方が間違っているのかもしれない」と。
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妻は意見を聞かないのではなく、余裕がなくて耳を傾けられないだけかもしれない
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感情的になるのは、我慢の積み重ねかもしれない
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私にしか見えていない“自分の努力”にばかり目を向けていたのかもしれない
「自分のほうが正しい」「自分ばかりが頑張っている」という気持ちに囚われていたのは、自分の方だったのかもしれません。
夫婦の関係に“勝ち負け”を持ち込むと、どうしても相手を責める気持ちになってしまいます。
でもそれは、2人の関係をより遠ざけてしまうだけでした。
■ 文句を言う妻にどう接するべきか?5つの具体的な対処法
① 感情を否定せず、まずは「共感」から始める
相手の言葉にすぐ反論するのではなく、「それだけ大変だったんだね」と一言寄り添うだけで、相手の心はだいぶ和らぎます。
✕「いや、俺だって忙しいし」
〇「いつもありがとう。大変だったよね」
② “味方でいたい”というスタンスで話す
夫婦で敵味方にならないことが大切です。
「どっちがどれだけやってるか」ではなく、「どうすれば楽になるか」を一緒に考えましょう。
例:
「一人で抱え込んでほしくない。何か外注できそうなところある?」
「今一番しんどいのはどこ?そこを俺も手伝いたい。」
③ 感謝と労いを日常的に伝える
「ありがとう」「助かってる」の一言があるかないかで、心の負担は大きく変わります。
特に時短勤務の妻は「働いてないわけじゃないのに、なぜフルで家のこともやるのか」と不公平感を抱きがち。
ちょっとした洗濯物やお弁当でも、「ありがとう」は忘れずに。
④ 小さな行動でも“見える化”する
「俺だってやってるのに」という思いは、相手に伝わらなければ意味がありません。
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「帰り遅いけど、朝は子どものご飯作っておいたよ」
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「週末の掃除、リビングは任せて」
「やってますアピール」ではなく、「一緒にやっていこうね」の姿勢が大事です。
⑤ どうしても難しいときは、プロに頼る選択も
家事代行サービスやファミリーサポート、保育の一時預かりなど、家庭外の力を借りることは恥ではありません。
限界まで耐えてしまうより、長く良い関係を保つためには必要な判断です。
■ 最後に:夫婦は“同じゴール”を見ているはず
「誰がどれだけやっているか」にこだわると、どちらも疲弊してしまいます。
目指すのは、“快適な家庭を一緒に作ること”。
そのためには、完璧を求めず、お互いの限界を認め合い、助け合うことがなにより大切です。





