「またその話か…」と思いつつも、言い返せない。
子どもの歯医者選びを巡って、妻とのやり取りが何度も繰り返される。
こちらも子どものことを考えてないわけじゃない。
だけど、何件も歯医者を回って、候補も出して、提案もしているのに――
「前から何回も言ってるじゃん」「結局どうするの?」と責められると、
どんどんモヤモヤがたまっていく。
しかも、こっちが何か言い返そうとすればキレられる。
「なんでそんな言い方なの?」と言われて、いつの間にかこっちが悪者。
今回は、そんな“子どもの歯医者選び”をきっかけに噴き出す、
「名ばかり相談」や「一方的な決定」による夫婦のすれ違いについて、
夫目線でリアルな気持ちをつづってみました。

Contents
■ はじまりは「相談」だった――でも何度目?
「子どもの歯、そろそろ診てもらったほうがよくない?」
「うーん、そうだね」
「この前○○歯科行ったけど、やっぱり△△の方がよさそうかも」
「ふーん、じゃあそっちに行ってみる?」
こんなやりとり、これでもう何回目だろう。
正直、すでに3つも4つも歯医者を回っている。
子どもの虫歯や噛み合わせのチェック、確かに大事。
でも、毎回“やっぱりあそこは…”の繰り返しで、こちらの提案はことごとく却下。
■ 「前から何回も言ってるじゃん」の圧力
最近は、ふとしたときにこう言われる。
「前から何回も言ってるじゃん、歯医者の件」
「(あぁ、また来たか…)」
行く気がないわけじゃない。
タイミングを見てるだけ。
仕事や上の子の予定もあるし、調整中なんだ。
それを「まだ行ってない=やる気がない」みたいに決めつけられて責められるのは、本当にしんどい。
しかも、言い返すと癇癪を起こされるから何も言えない。
こっちが黙るしかなくなる。
結果、モヤモヤとストレスだけが溜まっていく。
■ 「結局、決めるのはあなただよね?」と思う瞬間
印象に残ってるこんな一幕がある。
👩「○○歯科と□□歯科、どっちがいいと思う?」
👨「どっちも良さそうだけど、○○歯科は口コミいいよね」
👩「でも、□□のほうがキッズスペースあるし…」
👨「…(じゃあ最初からそっちにすればいいじゃん)」
こうして“相談”という名の確認作業が何度も続く。
そのたびに提案しても、「でも」「やっぱり」と否定されていく。
最終的に妻が「もう□□歯科にするわ」と言って決定。
じゃあ最初からそうしてくれよ。
■ じゃあ、あなたが連れていけば?と思ってしまう
そもそも、行き先を選ぶのも、通院の予約も、タイミングも、
全部“こっち任せ”にされておいて、文句だけ言われるのは、正直腹が立つ。
こっちだって仕事の合間に予定調整して、上の子のお迎えや保育園の送りの隙間で連れていく段取りを組んでる。
だけどその努力はまるで見えてないかのように、
「まだ行ってないじゃん」
「前から言ってるのに」
と、繰り返される。
それなら、「じゃああなたが連れていけば?」って思うのも自然なことじゃないか。
■ でも、本音は責任を放棄したいわけじゃない
大前提として、こっちだって子どものことをちゃんと考えてる。
健康も、虫歯も、成長も気になっている。
ただ、やり方が違うだけ。
物事を慎重に決めたいタイプもいれば、勢いで動けるタイプもいる。
お互いの“やり方の違い”を尊重し合うだけで、ずっとストレスは減るはずなんだ。
■ 「相談」なら、ちゃんと対等な相談にしてほしい
本当に“相談”したいなら、
・相手の意見を一度受け止める
・答えが決まってるなら、最初からそれを伝える
・自分の迷いを押しつけない
この3つがあるだけで、ぜんぜん違う。
「あなたはどう思う?」と聞いておいて、
実は「私はこう思ってるんだけど、それを後押しして」っていうのは、
“相談”ではなく“確認”か“承認欲求”でしかない。
■ 夫の気持ちを尊重してくれるだけで、もっと協力できるのに
言い方ひとつ。タイミングひとつ。
「前から言ってるのに!」じゃなくて、
「忙しいと思うけど、また歯医者のタイミング見てもらえると助かる」
これだけで、全然違う。
責められてると感じた瞬間、人は動く気を失ってしまう。
一方で、「頼られてる」と感じると、自然と協力したくなる。
■まとめ:決めたいなら、あなたが決めて。任せるなら、信じてほしい。
歯医者の話に限らず、
「どうする?」「どう思う?」と聞きながら、結局決めるのは相手、という名ばかり相談が夫婦関係の摩擦を生んでいます。
任せたいなら、任せてほしい。
決めたいなら、自分で動いてほしい。
シンプルだけど、意外とできてないこの分担。
家庭内のストレスを減らす第一歩は、「決める」「動く」「任せる」の整理整頓なのかもしれません。





