
ここで紹介する内容は資格の有用性は抜きにして、技術士一次を受かることだけを目的とした人向けの内容になっています。
しっかり学んで技術を身に付けて合格を目指す内容ではありませんので、ご了承下さい。
Contents
1.技術士一次の難易度は

技術士一次試験の難易度はさほど高くないです。
何を基準に高くないのかというと、電験三種と比較してです。
この記事は、技術士一次試験、電気・電子の専門科目に限った話でさせて下さい。
そもそも技術士一次試験は、基礎科目と専門科目と適正科目の3科目受験になります。
3科目とも5割の点数が取れれば合格です。
ですので、受かりたいのであれば1発合格は余裕で狙える試験です。
もちろん、電験三種に挑戦していることを前提で話していますので、そこを基準と考えてください。
もう一度言うと、電験三種と比較して難易度はかなり低い。
電験三種をそこそこ勉強しているレベルでしたら、技術士一次はおそらく勉強量として3~4か月くらいで合格可能と踏んでいます。
(実のところ私はまだ受けていません。去年初めて受ける予定でしたが、台風・コロナの影響で飛んでしまいました。)
2.難易度が低い根拠

試験の準備をして分かったことから、その根拠を説明していきたいと思います。
まず、3科目全体を通じて過去問からの出題率が高いということ。
電験三種と比較して
電験三種の場合、過去問から同じ問題が出るなんてことは、ほぼ無かったように覚えていますが、
技術士一次試験の場合、4割程度は過去問からの出題です。
これは、参考書や過去問題集を手に入れれば、冒頭部分の出題分析にも記載されているので、よく読み込んでほしいです。
実際に過去10年分の問題を全てチェックしました。
年度によってはばらつきがあるものの、平均的に4割近くは過去に出題されている問題がそのまま出題されています。
重要なのでもう一度言うと、過去に出題された問題と全く同じ内容であるということ。
それ以外の問題についても、問題文は違えど似たような内容で出題してくるパターンも結構あります。(いわゆる類似問題)
過去問と同じ問題が出る。
これは何を意味するかというと、解き方は分からなくても、答えを覚えておけば良いということ。
ごめんなさい、これは正攻法ではないので、そんなの気にしない方だけ見て頂ければと思います。
ですので、効率よく勉強をするには適切な過去問題集を選ぶことがとても重要になってきます。
3.参考書について

私は参考書を買う時、いつもパッと見の印象で分かりやすそうだなと思うもの選んでいます。
この試験については3冊購入しました。
基礎科目、適正科目についてお話しすると、
一番使いやすかったのがこの一冊。
理由は、出題の傾向と対策が具体的に記載されている点。
また、10年分の過去問が掲載されているのは当然のこと、過去出題された問題については
”○○年 問○○ 出題”
と記載されている点。
問題の解説も結構具体的に書かれている点。
参考書で押さえておきたい内容
- 出題の傾向と対策の分析が具体的
- 10年分の過去問と過去出題問題がわかる
- 解説が具体的
正直、この一冊あれば基礎・適性科目は充分です。
過去問の出題傾向
この参考書から過去問の出題率を算出してみたので参考ください。
| 年度 | 過去問出題数 | 過去問出題率 | 過去問平均出題年度 |
| 2019 | 9問 | 30% | 4.6年 |
| 2018 | 12問 | 40% | 4.8年 |
| 2017 | 12問 | 40% | 5.4年 |
| 2016 | 13問 | 43% | 7.9年 |
ここでもう一つ分かることは、過去問出題率が過去5年以内の傾向が高いということ。
ということは、
後の記述にも出てきますが、繰り返し学習はこの過去5年間分の問題をベースにすれば最低限OK。
4.効率的な学習方法

それらを踏まえ私なりの効率的な学習方法があります。
注意点
ここで安易に考えてはいけないことは、
過去問から同じ問題が出やすいというこが分かっても、
出題されやすい問題があるかというと、そういうことではありません。
何を言いたいのかというと、
この問題さえ暗記しておけば確実に点数確保できる
ということではないこと。
過去問から出題される問題はランダムです。
どの過去問を暗記するか
出題される問題の内容はある程度傾向が決まっており、10年間分の出題を眺めていれば傾向が掴めてきます。
その中で自力で解けそうな問題と、全く解けない問題があると思います。
この全く解けない問題について過去問回答を暗記しておくという方法です。
過去問5年分を一通り解いてみる。
解けそうな問題と解けない問題に振り分ける。
解けない問題については過去問10年分で出題されてる問題を中心に暗記。
出題形式と合格のボーダーライン
ここでもう一度おさらいですが、一次試験は合格のボーダーが5割、
言い方を変えれば5割捨てても合格。
なので、出題範囲を無理に頭に叩き込むやり方はすごく非効率です。
出題範囲のどこに焦点をあてて覚えていくかということになります。
基礎科目は問題が6郡あり、各郡にて6問中3問選択し、全15問を回答する形式になっています。
全15問
- 設計・計画 (6問中3問選択)
- 情報・論理 (〃)
- 解析 (〃)
- 材料・化学・バイオ (〃)
- 環境・エネルギー・技術 (〃)
合格ボーダー 5割 ⇒ 8問正解
過去問出題率 4割 ⇒ 8×0.4 ⇒ 3~4問
すなわち、15問中、最低8問正解すれば合格。そしてそのうち3~4問は過去問と同じ問題。
こう考えると合格もそう難しくないと思いませんか。
【解析】、【材料・化学・バイオ】は捨て問題
ちなみに、この群の中で
- 解析
- 材料・化学・バイオ
は、電気系からすると、とっつきにくい問題です。
特に計算問題が厄介なので、ここを捨て問題あるいは暗記対象とするのがベスト。
文章問題は暗記もしやすいので、文章問題だけ取れるように割り切ってしまう。
- 設計・計画
- 情報・論理
- 環境・エネルギー・技術
については、比較的解きやすい問題が多いので、難しい問題は除外して学習していけば覚えられると思います。
私の想定ボーダーライン
- 設計・計画 2問
- 情報・論理 3問
- 解析 1問
- 材料・化学・バイオ 1問
- 環境・エネルギー・技術 2問
計9問正解で合格
この想定をターゲットにして学習していけば、効率的に短時間で学習可能になるのではないでしょうか。
5.学習のポイントまとめ

- 問題を最新の5年間分一通り解いてみる。(解かなくてもいい、解説読みながら)
- 解けそうな問題と解けない問題に振り分ける。(問題集に〇✖をつける。)
解けない問題についての対策
- 【設計・計画】、【情報・論理】、【環境・エネルギー・技術】については、学習して理解、もしくは過去問暗記。
- 【解析】、【材料・化学・バイオ】については、捨てる、暗記しやすい問題のみ過去問暗記。
過去問を一通り解いてみると分かると思いますが、出題される問題は過去に出題された問題とそうでない新規問題に分かれます。
ここでしようとしているのは、前者の過去に出題された問題に絞って学習・暗記をするということ。
分かる問題は学習して覚え、分からない複雑な問題は捨てる、或いは過去問を暗記。
この振り分けをして、実際にボーダーラインの5割をとれるか確認してみてください。
おそらく電験三種に挑んでいる方、あるいは理数系の方であればボーダーを超えられるんじゃないでしょうか。
このように、技術士一次試験は電験の様な勉強方法をしなくても楽に取得できると思います。
また、ここには記載していませんが、専門科目も同様のやり方で対策可能です。
以下、私が購入した電気・電子部門の過去問集です。
2020技術士一次試験を受験しました!!
結果はこちらへ!
ここまで書いたこと(主に出題傾向の分析)は、前述の参考書により詳しく記載されていますのでよければそちらも参考ください。⇩⇩⇩
また、資格について以下記事にも記載していますので、よろしければご参考ください。






