太陽の光をエネルギーに変える、ソーラーパネル。環境にやさしく、いざという時の非常用電源としても活躍するその技術。今回は、「Jackery Solar Generator 1000」と「Jackery SolarSaga 100」ソーラーパネルを使った実験を行いました。どれくらいの効率で太陽の光を電気エネルギーに変えることができるのでしょうか?


実験条件の設定
- 使用機材: Jackery Solar Generator 1000 ポータブル電源、Jackery SolarSaga 100 ソーラーパネル
- 設置条件: 実験日8/19、南向き設置、設置角度30度、晴れ時々曇りの天候
実験結果の詳細
以下の表は、私が「Jackery Solar Generator 1000」で行ったソーラー充電実験のデータを示しています。
横スクロール可能
| 時間 | パネル INPUT(W) | 状態 | 電池残量 |
|---|---|---|---|
| 9:00 | 58W 6W |
影無し 曇り(パネル全面が影) |
52% |
| 10:00 | 58W 45W |
影無し 影あり(パネル下段が影) |
57% |
| 12:00 | 67W | 影無し | 66% |
| 13:30 | 65W | 影無し | 72% |
| 15:00 | 5W | 影あり(パネル半分が影) | 78% |
考察:
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最適な条件での充電: 12時と13:30には、INPUTが最高の67Wと65Wを記録。これは、太陽が高くなり、ソーラーパネルに直接の太陽光が当たっている時間帯であり、効率的な充電が可能となっていることを示しています。

この日MAX出力の67W -
影の影響: 10時と15時のデータを見ると、影がパネルにかかることでINPUTが大幅に低下しています。特に15時の5Wは、パネルの半分以上が影になった結果と考えられます。これは、ソーラーパネルを設置する際の位置選びや角度の調整の重要性を示しています。


パネルの下段にお隣さんの家の影が!出力45Wに低下! -
曇りとの関係: 9時のデータから、曇りの際のINPUTが6Wと低下していることがわかります。曇りや天気の変化もソーラー充電の効率に影響を与える要因の一つであることが明らかとなりました。

曇りとはいえ、影よりは光が当たっている状況でも大幅に出力低下。。。
この実験から、ソーラーパネルの効率的な利用のためには、設置場所や角度の最適化はもちろんのこと、周囲の環境や天気の変化にも注意を払う必要があるということがわかりました。
ソーラー充電の魅力的なメリット4つ
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地球にやさしいエネルギー源: ソーラー充電は、燃料を一切必要とせず、CO2の排出もありません。これは、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出を削減し、より持続可能な未来を築く手助けになります。環境に配慮するなら、ソーラー充電は最適な選択です。
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長期的な経済的メリット: 太陽の光は無料で、太陽が輝く限り常に利用できます。ソーラー充電システムの初期投資を除けば、毎月の電気料金や燃料コストの心配はなく、長期的に見れば大きな経済的節約となります。(※本記事の1000kW容量ではたかが知れていますが!)
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安定した電源供給: 何が起こるか分からないこの時代に、ソーラー充電は停電や災害時でも信頼性の高い電源として役立ちます。災害時には情報の収集や照明、携帯電話の充電など、生活を支えるための電力を確保することが可能です。
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キャンプやアウトドアでの最適な選択: 最近のキャンプブームを支えるアイテムとしてもソーラー充電は欠かせません。キャンプ場でのスマートフォンやカメラの充電、LEDライトやキャンプ用具の電源供給に。さらに、自然と一体となるキャンプの中で、自然のエネルギーを直接利用する経験は、より豊かなアウトドアライフを楽しむための新しい方法として多くの人々に支持されています。
実験から分かったこと
実験を通じて、ソーラーパネルの充電効率には多くの要因が関わっていることが明らかになりました。具体的なデータを元に、その要因を詳しく解説します。
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設置角度: 例として、設置角度が30度の際、午前9時に58Wの入力を記録しました。しかし、この角度がもし適切でなければ、効率が下がる可能性があることが示唆されます。日本の緯度では設置角度30度が最適とされております。(緯度0度の赤道直下では、正午時に太陽が真上に来るので、最適設置角度は0度となります。)
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設置方向: ソーラーパネルは南向きに設置することで、太陽の光を最も効率よく受けることができます。実際、南向きに設置した際、最高で67Wの入力を記録しました。
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周りの環境: 午前10時にパネルの下段に影がかかった際、入力が58Wから45Wへと大きく下がったことから、周囲の建物や樹木の影は充電効率に大きく影響します。午後3時には、パネルの半分に建物の影がかかり、入力は5Wまで急落しました。
この実験から、ソーラーパネルの充電効率を最大化するためには、設置角度や方向、そして周囲の環境を最適化することが不可欠であることが理解できます。これらの要因を考慮し、適切な設置を心がけることで、持続可能なエネルギーを最大限に活用することが可能となります。
おわりに
「Jackery Solar Generator 1000」のソーラー充電実験を通じて、太陽エネルギーの可能性を再確認しました。これからも、さまざまな角度からエコなライフスタイルを追求していきますので、お楽しみに!
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