
電験三種を取得することは大きな労力がかかる。
だが、その見返りとして人生の道が大きく開ける可能性を秘めている。
私の実体験として、転職することができ、収入も大幅にUPすることができた。
また、この資格に関連した業務に従事していくことで高齢時の転職に備える事が可能となる。
1.現状の変化

電験三種は元々独占業務であり、社会的に需要が高い資格である。
そのため取得することで、転職活動の幅が広がり、転職自体にも有利に働く。
年収の変化は、転職先にもよるが、私自身600万超となり年収400万であった自分にしてみれば充分UPすることができた。
また、主任技術者として直接従事する仕事ではないが、この資格を持つことにより、技術者として社内の立場も比較的優位に働くことが多くなった。
転職活動に有利

資格未取得時は自分の経験をベースに転職先を選ぶことしかできず、応募先は非常に限定される。
そのため、希望に合う会社が見つからず、転職を断念せざるを得ない状況が続く。
しかし、電験三種を取得することで、転職先の間口が大きく広がる。
その職種は電気主任技術者に限らない。
極端に言えば”未経験電験三種取得者”を募集する企業もある。
実際に私は電気設備設計に携わる会社へ転職し、主任技術者に比較的遠からず近からずの位置で業務に従事している。
また、電験三種を持っているだけで、保有技術・経歴の裏付けにもなり有利になる。
選考書類や面接も結局応募者と採用者のキツネとタヌキの化かし合いであって、真実半分、嘘半分。
そこに電験三種取得となると相手に与える印象も良くなり、経歴にも説得力が増す。
更に難関資格を取得しているという自負から、自分に自信が付き対等な立場で面接官と話ができる。
電験三種に関する転職については、以下のページで具体的に紹介しているので参考ください。
収入UP

電気主任技術者の一般的な収入は、450万~550万とされている。
参考:https://www.sat-co.info/ec/denken3/usefulness#title7
決して高額とは言えない額だが、そもそも地方零細企業の低収入であった私からしてみれば転職=収入UPが見込める状況であった。
結局、主任技術者ではなく関連業界へ転職することになるのだが、ふたを開けてみれば転職2年後には前職より年収が200万UPしていた。
ただし、年収に関しては、会社の規模や業績、自身の能力と努力次第で大きく左右されるところ。
自分は運とタイミングが良かっただけかもしれないが、電験取得と転職活動に費やした労力が無ければなしえなかったのも事実だと思う。
社会的評価が高い

電験三種は独占業務でこの資格を持っていなければ電気設備の主任技術者にはなれない。
それ故、社会的ニーズも高く、業界外での知名度こそ低いが、れっきとした国家資格である。
更に言えば合格率が10%と低く、電気業界においても取得者は少ない貴重な人材といえる。
実際私が前職で勤めていた会社(300名)でも、電験三種取得者は私一人であった。
現在の転職先でも、取得者は社員数に対し3%と少ない。
このように電気主任技術者として従事する上では、社会的評価が高いといえるが、主任技術者ではない職種の電験三種取得者はどうだろうか。
私自身の事例として、現在資格手当がある等、特別な待遇があるわけではない。
ただし、人事等においては、電験を取得していることが保有技術の裏付けとして自己防衛にもなり、社内でも”一目置かれる存在”的な扱いになっている。
また、会社が人材育成の一環として資格取得を推奨している。
既に電験三種という難易度の高い資格を取得しているのでそのプレッシャーからは解放され、優位な面も非常に多いと言える。
2.安定・将来性

電気主任技術者の仕事は未来永劫、電気設備が無くならない限り必要とされ続ける安定的な職業と言える。
故に終身雇用崩壊と言われる昨今においても、高齢時の再就職口としての需要は高い。
ただし、資格保有だけでは有利とは言えず、電気主任技術者として従事していくには知識と実務経験は欠かすことができない。
安定した需要

電気設備があるところに、主任技術者あり。
電験三種の管轄は高圧設備となる為、ビル、マンション、ホテル、学校、工場、商業施設等、その種類は多岐にわたり設備の母数も多い。
将来これらが無くなることは考えにくく、未来永劫必要な職業として残っていくと考えられる。
更には、太陽光、風力発電など再生可能エネルギー事業も増加傾向であることに加え、資格保有者の高齢化も問題だ。
それらを考慮すると、今後主任技術者の確保が必然的に高まると思われる。
高齢時の再就職に有利

電気主任技術者の年齢層は非常に広く70代でも現役で従事されている方も多い。
特に太陽光の主任技術者は定年を超えた方が従事されているケースが多い印象。(前職の経験より)
故に、この業界での高齢者の再就職は比較的容易と言える。
ただし、実際に行う現場での修理・点検・保守作業は人災を伴う事故になりかねないので、実務経験を積まなければ不可能と思われる。
将来的な独立を考えるのであれば、実務を踏まえた技術習得を計画していくことが必要である。
3.まとめ

電験三種を取得してどのようなメリットがあるかということで紹介してきました。
もう一度まとめると、
現状を打破する要素として
- 転職活動に有利である
- 収入UPが見込める
- 社会的評価が高い
将来を見据えた際に
- 安定した需要がある
- 高齢時でも再就職が見込める
電験三種を取得することは多大な労力と時間がかかる。
だが、取得したことで将来の可能性が大きく広がることも私自身証明できた。
それだけの価値がこの資格にはあり、将来性含め、転職、収入面有利になることは間違いない。
電験三種取得方法については以下で紹介しているので参考ください。






