
これから電験三種を受けようとされている方。
参考書、過去問を片手にやみくもに勉強して受かるような試験ではないことは既にご存じかと思います。
かといって、高額なセミナー費用を払って学習するのも有効だとは思いません。
独学では不安なので講師からしっかりした説明を受けたいのであれば、年に1回開催されるオーム社主催の無料セミナーを受講するという手もあります。
また、最近ではYouTubeに問題の解き方を説明した動画がUPされていますし、
ネットにも電験猛者の方が掲載している大変参考になるサイトが多数存在します。
こうした無料の教材も紹介しつつ、私なりの勉強スケジュールをご紹介したいと思います。
注意
1.試験日程について

日程は以下のとおりです。
試験日
上期 令和4年8月21日(日)
下期 令和5年3月26日(日)
申込期間
上期 令和4年5月16日(月)~6月2日(木) 2週間
下期 令和4年11月21日(月)~12月8日(木) 2週間当日時間割
理論 9:00〜10:30 90分
電力 11:10〜12:40 90分
機械 14:00〜15:30 90分
法規 16:10〜17:15 65分第三種電気主任技術者試験の年2回実施について
令和4年度から、第三種電気主任技術者試験は年2回実施となり、上期試験、下期試験、両方の受験が可能となります。これに伴い、科目合格の取り扱いは次のとおり変更となりますので、ご注意ください。
【科目別合格制度について】
これまでは、4科目中一部の科目だけ合格した場合は「科目合格」となって翌年、翌々年の試験で当該科目が免除されておりましたが、令和4年度からの年2回実施に伴い、最初に合格した試験以降、その申請により最大で連続して5回まで当該科目が免除されます。なお、令和2年度及び令和3年度に科目合格となった科目の取り扱いは次のとおりです。
令和2年度に科目合格となった科目:令和4年度下期まで免除
令和3年度に科目合格となった科目:令和5年度下期まで免除
今年より試験回数が年2回に増えたことにより、これまでより合格しやすくなったのではないかと思います。
これまでは科目合格が2年持ち越し可能なのに対して年1回の受験、本年度からはこれまでと同条件で科目合格は2年持ち越し(最大5回)可能なのに対し、年2回の受験をすることができます。
次回受験までの持ち越し期間の間が1年間あるとさすがに覚えた内容も忘れてしまいます。
それが今回よりインターバルが半年となる為、忘れないうちに次回の受験に臨むことができます。
受験勉強は限られた時間しかありませんので、いかに勉強時間を確保できるかが重要になってきます。
試験前のGW、お盆休み、シルバーウイーク、正月休み、ここでいかに学習時間をとれるかが重要になってきます。
貴重な学習時間をどのように効率よく使っていくか?
以下より説明していきます。
2.科目合格?一発合格?

電験三種は科目合格制となっており、4科目全て合格して初めて取得することができます。
ここで、電験三種合格のルールとして最も特殊なポイントがあります。
ポイント
すなわち、1科目合格すればその後2年以内に残りの3科目を合格すれば良いことになります。
この科目合格制により、学習の仕方も大まかに二つ考えられてきます。
- 科目合格狙い
- 全科目合格狙い
1~2科目に学習範囲を絞り数年に渡って取得を目指す学習法と、1年で一発合格を目指す学習方法です。
計画的に取得を目指すのであれば”科目合格”を狙っていくのがセオリーだと思いますが、
私は全科目合格の学習法を勧めます。
私の経験を含め、その理由を説明していきます。
全科目合格を目指す方が結果的に効率的です。
全科目50点を目指す
全科目、合格ラインは60点となります。(※毎年難易度に合わせて前後します。)
ですので、
出題範囲全てを網羅する必要は無く、自分が理解できる問題で確実に得点を稼げるように学習した方が効率的です。
とっつきにくい問題を理解するまでやろうとするのは時間の無駄です。
では、なぜ60点ではなくて50点なのか?
前提として全科目合格を目指し準備していくのですが、実際そう簡単ではありません。
狙いは全科目平均的に底上げをしておけば、どれかは合格できるということ。
全科目最低50点キープできれば以下のようにワンチャンを充分に狙えます。
- 難易度が低い年にあたる
- 得意分野の出題が集中する
- ヤマ勘が当たる
- ボーダーが50点台になることがある(難易度に影響)
さらに詳しく
私は実際この方法で、
1年目 全滅
2年目 【機械】合格
3年目 【理論】【電力】【法規】合格
で取得することができました。
【機械】は難易度が低い年に当たり、得意分野が多く出題された。
⇒65点
【理論】はヤマ勘が2問当たり合格ラインに滑り込めた。
⇒70点
【電力】は仕事柄関わっている科目でしたが、ミスもあり、
⇒60点
【法規】は勉強量に応じて安定して解くことができ、
⇒62点
この結果、どうでしょうか?
合格ラインギリギリですよね。
全科目平均的に底上げをしていき、結果的に基礎が身に付いた3年目で一気に刈り取るといった感じになっています。
そのためには、まずはなんとしても1科目。
1科目合格できれば、残り3科目もそれなりに基礎がカバーできている状態で次回に望めるので、勉強範囲も狭まりモチベーションも一気に上がります。
勉強時間の目安
全科目学習するのに必要な勉強時間は目安として下記程度となります。
参考
勉強期間 4月~上期試験日
平日 2時間
休日 6時間
※GW、お盆休みも含む
ざっくり800時間以上になる計算です。
毎日勉強するのはさすがに難しいと思いますが、あくまで目安であり、このくらいの勉強時間を割かないと全科目押さえることはできません。
しかも、これは電気数学をある程度理解した上での学習時間です。
私は工業高校へ通っていましたが、
電気、電子工学、電気数学、情報処理技術という科目がありそこで学んだ知識が基盤となっています。
普通科高校の場合、物理の科目で習う内容になるんじゃないかと思います。
この辺の電気数学の知識が全く抜けてしまっているのであれば、勉強開始時期を上記目安より前倒しする必要があります。
ただ、仕事をしながら勉強時間を確保するのは非常に難しいと思います。
以降で紹介する参考書やWEBサイトを利用し、空き時間をいかに勉強に充てるかが重要になってきます。
科目合格狙いは1年無駄にするリスクあり
1~2科目に限定し、出題範囲全て完璧に網羅する必要は無い
1科目を完璧に仕上げても出題範囲、難易度が毎年同じとは限らないので落ちるときは落ちます。
これが他の資格試験とは違うところで、過去問の内容を丸暗記しても無駄なのです。
科目狙いでその年コケてしまったら一年が無駄になってしまいます。
(今年度からは年2回実施となったので半年後に受験可能になりました!)
それよりは全科目共通して50点を取れるベースにし、1科目でも合格できた方がモチベーションも保てます。
難易度が高い【機械】に足を引っ張られる
ここ少し重要になります。
4科目の中で【機械】が一番とっつきにくい科目になります。
【機械】の特徴
他科目と比較し合格率も低く、毎年難易度が高めですが、突然難易度が低くなる年があったりするなどバラつきが大きい。
電動機系の問題が難易度が高くこれらに問題が偏ると合格率が低くなる印象。
一方、情報系の問題は難易度が低く、偏ると合格率が高くなる。(私の主観です。)
この【機械】に受かることができず、科目合格も失効してしまい、負のスパイラルに陥るパターンが電験三種を取得できない王道パターンです。
【機械】が鬼門科目となりますので、難易度の低い当たり年に備え50点はベースで取れるように対策しておく必要があります。
そういう意味でも全科目対策が効果的だと実際に受験を通し感じています。
参考
ちなみに前々回の試験は【機械】のボーダーは60点、合格率は20%超えという異例の結果となりました。
合格率に関してはこちらのサイトが大変詳細に纏められており参考になります。
試験中4科目モチベーション持続できるかが鍵
全科目受かるつもりで挑むとなると、試験中、集中力が持続するかというのが問題になってきます。
試験当日、1日で4科目を受験する日程とになります。
科目合格狙いであれば当然捨て科目がありますが、全科目合格を狙うとなると、4科目全てに集中し力を出し切らなければなりません。
ただ、実際そんなうまくいくはずもなく、集中力を阻害してくるやつらとして、
- 冷房が効きすぎて寒い
- 周辺受験者の電卓がうるさい
- 途中退出者が多数いて気が散る
があります。
そして、一番陥ってしまうのが
出来が悪かった科目のせいで焦る & モチベーションが下がる。
ことです。
例えばこんな感じです。↓
1科目目 理論 ぜんぜん解けないじゃん、合格むりだわぁ(焦)
2科目目 電力 本命の電力でなんとか挽回しないと(焦焦焦)時間が足りない~~
昼休憩 落ち着けー、まだ2科目あるぞ
3科目目 機械 むずーー、まぁこれは想定内だから法規にかけよう(焦)
4科目目 法規 文章問題2択で迷うの多すぎーー(爆)
理論で出鼻をくじかれ失墜していくパターンです。
ここまで犠牲を払って積み上げてきた勉強時間が無駄になろうとしているのを実感し始めると徐々に精神が崩壊してきます。
終わった事はどうにもならないので、科目ごとに気持ちを切り替える意識を強く持つことが大事になってきます。
3.3年で電験を取得する計画

以下、私が実際に電験取得するまでの軌跡を基に立てたスケジュールとなります。
1年目 取り合えず受験してみる
取得を急がず、時間に余裕があるのであれば、まずは試しに受験して自分の実力を測りましょう。
頭のいい人や時間に余裕が無い方は1年目から本気で勉強して挑んでもぜんぜん構いません。
ただ、一度自分なりの方法で勉強して失敗した方が対策も講じられるというものです。
とはいっても、最短で効率的に合格したいというのが人の常ですのでそうしたい方は”2年目”からを参考ください。
参考書を買う
まずは、自分が分かりやすいと思う、1冊で4科目まかなえる参考書を買いましょう。
公式などの覚えるべき基本事項が詳細にまとめられており、基礎問題がセットになっているものがお勧めです。
私はオーム社の参考書を買いました。
こればかりは個人の好みで別れると思うのですが、パッとページを開いて目に映る情報が見やすいんですよね。
挿絵と解説量のバランスといい、フォント、色味など。
必要以上の細かい情報もなく、必要な要点のみコンパクトに纏まっている印象です。
※とにかく情報量を一番に求めるという方にはお勧めではないかもしれません。
ココがおすすめ
①テーマ別に分かれているのでどこからでも学習可能
②文字数が少なく纏められているので要点のみ学習でき効率がよい
③テーマ毎に問題がセットとなっており、理解度がチェック可能
④難易度の高いテーマは印が記載されているので除外することが可能
勉強初めの方には学習量の把握と基礎を叩き込むのにちょうど良いと思います。
また、持ち運びにもこれ一冊を鞄に入れておけば4科目いつでもおさらいできます。
また、金銭的に余裕があれば公式を語呂合わせで覚えられる暗記ブックなどもあれば尚よしです。
語呂合わせの専門書は探しましたがこれしか見当たりません。
結構、語呂合わせが強引でこれで逆に覚えられるの?っていうものもたくさんあり面白いのですが、まぁ、使える語呂合わせもあるので今でも記憶には残っています。
参考
西洋では茹で麵
⇒ 静電容量d=誘電率×面積
三種は五万といる、二種がいーな。
⇒ 主任技術者扱える範囲 三種 5万V、二種17万V
八重ちゃんのビューティフルハートはノーリターン
⇒耐熱電機絶縁体 温度が低い順にクラスYAEBFHNR
ココがおすすめ
①項目毎の暗記方法と内容説明が併記されている
②公式毎に演習問題がある
③4科目以外に数学・物理の基本公式の暗記法も掲載されている
④持ち運びしやすいポケットサイズ
⑤1000円(税抜き)で安い
続いて、これも無くても構わないのですが、常に携帯できるポケットサイズで計算に特化した参考書です。
ココがおすすめ
①4科目それぞれ項目ごとに分かれて掲載されている
②計算問題の例題を中心にの重要公式や解法が簡潔に纏められている
③出題頻度の高い問題をピックアップ
④どこでも開いて見られるポケットサイズ
最後に、10年間分の過去問題集です。
こちらは電気書院から出されているタウンページみたいな分厚い黄色の問題集です。
出題分析と解説が具体的で、他社でも同じようなものはありますが、総合的にこれが一番かと思います。
ココがおすすめ
①過去10年間分の試験問題を各科目ごとに掲載されている。
②過去10年分の出題傾向と学習ポイントの分析が記載されている。例えば、計算問題の比率、出題テーマの重要度をランク分けし学習する優先順位が明確化されているなど。
③各問題に対し詳しい解説と、イメージしやすい図表が多く掲載されている。
④問題は左ページ、解説・解答は右ページとなっており、付録のブラインドシートで右ページを隠しながら学習できる。いちいちページをめくる必要がない。無駄な作業が無くなり時間効率UP!
⑤図記号や単位・法令などは過去実際に出されたものではなく、新しいものに改訂されている。
しめて8,100円(税抜き)なり。
初学者としては、最低限これだけ揃えられれば全科目一通りの学習は進められることができます。
試験を実際に受け雰囲気を感じる
実際の試験で100%の実力を出せないことを知りましょう。
先の説明でもありましたが、
ココに注意
- クーラーが効きすぎて寒い
- 隣の電卓がうるさい
- 途中退出者が多く気が散る
など、集中力を阻害してくる輩が結構います。
特に電卓をバンバン打ってる奴は本当に退場して欲しいと思う。何をそんなに強く叩く必要があるのか?静かに試験を受けるという最低限のマナーを守れやと言いたい。
一方、試験の緊張感という意味では老若男女、様々な人達が受験をしており、そそれぞれの人たちの背景を妄想したりすると自らのやる気を鼓舞するきっかけにもなるでしょう。
様々な受験者
高校生くらいのこんな若い子が休憩時間に必死で参考書を読んでる!
自分と同い年くらいの人がめちゃめちゃ冷静にスラスラと問題を解いてる・・・
おじいちゃん、その年でまだがんばるのか!?
自分の実力を知ることができたか?
受験をしてみて「本気で勉強すれば受かりそうだ」という手ごたえはありましたか?
手ごたえが少しでもあったと感じられれば”2年目”へのステップへ進み、
感じられないのであれば諦めた方が良いかもしれません。
私はこの時点で少なくとも全く歯が立たないという感覚はありませんでした。
それは、問題の単語や意味は理解できているが、学習範囲が及ばずその解法がわからない、或いは応用が効かないといったレベルであり、テコ入れすればどうにかなるんじゃという手ごたえを感じたからです。
sin、cosも分かる、LCR回路も分かる、-J虚数も分かる。だけど応用問題出されるとまるっきりダメ。みたいな。
手ごたえが無ければ、おそらくここで参考として記載している800時間以上の学習時間が必要になると思われます。
2年目 本気で勉強してみる
2年目からは取得に向けた意気込みも強くなり、それに合わせ勉強の質も大きく上げていきます。
まずは、
出題傾向の分析
出題範囲を全て頭に叩き込むやり方はすごく非効率です。
出題範囲のどこに焦点をあてて学習していくかということになります。
先ほど紹介した下記”10年間分過去問題集”に出題内容が細かく分析された内容が記載されています。
重要項目毎に3段階にランク分けされているので、まずは最優先の学習必須ランクの項目から覚えていけば良いことになります。
ココがポイント
過去問題集の分析より出題率の低い分野、または自分の苦手分野については切り捨ててしまいましょう。
少なくとも以下は徹底すべきです。
- 文章問題は確実に暗記。
- 計算問題で解説を読んでも理解できない問題は切り捨て。
文章問題は内容を理解しなくても、機械的に問題と解答を紐づけておくようにします。
ここでは先述した語呂合わせ暗記テキストが役立ちます。
計算問題は、解法が複雑だったり、参考書によって解法が異なったりしてどうしても時間がかかってしまう問題が必ずあります。
そうした問題はそうそうに見切りをつけて学習をしないというのも時間効率的に有効だと思います。
これを実践していけば過去問でも50点は取れるレベルに持っていけます。
以下で出題されやすい問題の傾向について纏めていますのでそちらもご参考下さい。
試験日までの学習スケジュール
試験勉強をする上でやりがちなのが、漠然と学習を進めてしまい、分からないところで足踏みし、いつまでも悩んで時間を無駄にしてしまうことです。
そこで停滞していると勉強時間がいくらあっても足りません。
なので、各科目ごとに勉強期間を決めてしまいましょう。
学習期間を、
4月~9月(試験日)
までとし、
4月 理論
5月 電力
6月 機械
7月 法規
8月 総ざらい
と、設定してしまいます。
このスケジュールからなるべく逸れないよう意識していけば進めやすいと思います。
また、この期間中にGWやお盆休みもあれば、スケジュールの遅れや前倒しを調整可能になります。
受験生の夏休み的な感じで一気に巻き返すチャンスタイムです。
参考書での学習方法
さて、科目別にどう学習していけば良いかという問題ですが、
まず、こちらの参考書を徹底的に舐めるように読み込みます。
税込み2420円
比較的、初心者向けの内容になっており、練習問題の解説も分かりやすいので、基本をマスターするにはもってこいです。
各科目このシリーズの参考書を軸に頭に叩き込んでいきます。
また、サブ本としてこちらも入手
税込み2160円
4科目分のポケットサイズなので、すぐ調べたいときや持ち歩き用に重宝します。
このサイズで、図付き、基礎問題も載っているのでかなりイケてます。
この参考書学習に半月ほどかけます。
ネットの電験参考サイトも活用
参考書以外にもネット上に多数解説サイトが上がっています。
私が重宝したサイトを下記に載せておきますので、これらはぜひブックマークをしていつでも見れるようにしておくと便利です。
計算問題はYouTubeを参考にする
参考書学習を一通り終えたら、過去問学習に移ります。
参考書で文章暗記や基本的な公式等を扱った計算はある程度理解できる状態になりますが、
実際に過去問の計算問題を解こうとすると、バッチリ応用問題で「はぁ?」の状態になると思います。
解説を読めば何となく理解はできるのですが、実際に自力で解こうとなると何度も解説を読み返さないと答えに辿り着けない現象が多発します。
そんな時に私が重宝したのがこちらのYouTubeです。
過去問の解説動画となっています。
かなり年配の方が独特の間で解説しているのですが、
とにかく、
聞き取りやすい!
説明が丁寧!
板書も綺麗!
字も綺麗!!
動画数も膨大で4科目すべて網羅されています。
数えてみたら動画数は170本越え!
とりあえずこれを見るだけで参考書の解説を見るより時間効率も良く、頭にもグングン入ってきます。
私が合格できたのもほぼこの動画のおかげと言いきれます。マジでお勧めです。
ちなみに毎年受験者数が4万人ほどいるのに、チャンネル登録者数は5千人となんとも少ない超穴場チャンネルです。
過去問学習は過去問5年間分くらいを目安に5割理解できるようになればOKです。
ここまで学習が進むと、どうしても理解できない分野が自分で分かってくると思いますので、それらはきっぱり切り捨ててしまいましょう。
電験三種突破研究会に参加
こちらはオーム社が主催する無料のセミナーです。
東京、大阪でしか開催されないようですので参加できる方は限定されますが、
1日を通し4科目分の講義を無料で受けることが可能です。
(今年はコロナの影響で中止です、、)
各講師の方も電験1種取得していたり参考書を執筆されていたりとかなりの大御所?
要点を纏めたハンドブックも貰えるので、その内容に沿って説明がされます。
ちなみにこのハンドブックはオーム社の月刊”新電気”の付録になってるものです。
大体6月末の土曜日に開催されるので、スケジュール的に言うと【機械】でふん詰まっている頃なので、一度気持ちを切り替えるにはちょうどいいタイミングになります。
参加した感想としては、
講師から直接説明を聞けるのは独学する身としては大きいと思います。
解法のコツなど補足説明が聞けるのがありがたいです。
試験1ヵ月前からは全科目の総ざらい
4科目全て学習した上で試験前残り1ヵ月は、残り5年分の過去問をやることで、更に短時間で解けるようにしていきます。
夏休みに一気に取り組むことができれば、過去問10年間分はやりつくしてしまうと思いますので、
予想問題集で更に補填していきます。
税込み2420円
こちらは4科目3セット分の問題集となるので補填するには充分な量です。
予想という意味ではあまり的中した実感はありませんでした。
ここまでくれば、合格圏内にかなり近づいているはずです。
科目合格できたか?
1科目でも合格できればモチベーションは上がってきます。
更に、学習した基礎が身に付いているのと、科目合格分の学習範囲が狭まるので、
次回受験時の学習密度もグッと上がります。
逆に、科目合格できなければ、
- 難易度の高い年度に当たってしまった。
- 学習量がそもそも足りない。
ということになります。
科目合格が無いと次回受験のモチベーションも一気に下がってしまうので、ここが受験を続けるかどうかのターニングポイントにもなってきます。
3年目 2年目以上に本気を出す
3年目でいよいよ電験取得が現実味をおびてきます。
3年目ですることは、もはや2年目と同じことをするだけです。
同じ期間で同じ学習量を確保できれば、基礎学力もさらにベースアップし学習密度も深まります。
更に科目合格分の学習範囲が狭まるので気持ちにも余裕も生まれます。
これまでの集大成を試験で発揮してください。
電験取得できたか?
”Yes”であれば、主任技術者への道が開けたり、転職の道が開けたり、各々将来に向けて走り出しましょう。
”No”であれば、1年目に科目合格していれば失効になります。
2年目に科目合格した分の免除が次回までとなるので、4年目をラストチャンスと捉えて挑むしかないでしょう。
まさに負のスパイラルの入り口にいる状態です。
まとめ

長々となってしまいましたが、ここまで説明を読んで頂いてありがとうございます。
こう言ってしまうと元も子もないのですが、基本はやはり
- 参考書をベースに基礎を叩き込む
- 過去問を繰り返し解く
私の経験上、これしか方法はありません。(1⇒2の順序が大事)
また、学習の時間効率を上げる為、気持ち的にも6割取れればOKという感覚で以下の”選択と集中”を徹底しましょう。
- どうしても分からない分野はきっぱり捨てる
- 分かる問題に集中し短時間で解けるようにする
あとは、どれだけ学習時間を確保しスケジュール通りに進められるかに尽きますので、それはまた別の記事で説明したいと思います。
長期的な学習計画を立てることで、合格への道が見えてきます。合格体験談を知りたい方は、以下の記事も参照ください。















